無意識のうちに我々は遺伝子組換食品を食べている!!
昨晩のWBS(ワールドビジネスサテライト、BSジャパン、テレビ東京系)の特集はかなりショッキングだった。昨年輸入された430万トンの大豆のうち、70%が遺伝子組換のものであったそうだ。そして現在、スナック菓子や、豆腐、みそについては遺伝子組換食品の表示義務があるのに対して、食用油や醤油については表示義務がないらしい。
具体的に言うと、遺伝子組換原料が5%未満だと、表示義務がないことになり、その範囲内で我々はBMO(Genetically Modified Organismの略、遺伝子組換作物の意味)が含まれる食品を無意識に口にしている可能性が極めて高いのである。番組では、さいたま市にある農林水産消費安全技術センターを取材し、「遺伝子組換大豆不使用」と表示されている5種類の豆腐中、2種類にBMO使用の可能性が否定出来ないという検査結果が明らかになった。
BMOが5%未満の食品については、表示義務が無い理由から、結果としてそれらは国内市場に流通しているわけで、我々は間違いなく、これらの食品を合法的な流通過程を経て口にしていることになる。WBSのアンケートによれば、「遺伝子組換」の表示があった場合、約7割の人が購入しないと応えたのに対して、食用油の大半がBMOによって作られていることを知らない人がやはり7割いたそうだ。
現状では、NON-BMO作物(非遺伝子組換作物)は希少であり、コスト高であることから、今後、BMO使用の食品は増えるに違いないと見られている。実際に甘味料としてコーンスターチを使用している飲料メーカーなどは、BMOのコーンスターチを使用する検討を既に始めているということだ。
繰り返しになるが、使用割合が5%未満であれば、BMO食品は日本では表示の義務がなく、合法なのである。それを我々は納得して摂取しているか、否か、この違いは極めて大きい。もう少しBMOの基準を精査し、国民的なコンセンサスを経ないと、近い将来に混乱を起こす可能性は極めて高いと言える。
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