2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

« 2008年2月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年3月

2008年3月30日 (日)

潮見橋のその後(2)

新しい潮見橋が今年の2月6日に竣工した。明治の3連アーチの石橋のイメージを残したものに生まれ変わった。橋の幅員が広くなり、自動車の往来に適応した姿を現した。

橋が架け替えられた今、私はこれで良かったと考えている。明治生まれの石橋は勿論、風情のある立派なものであったし、市民による架け替え反対の動きも傾聴に値するものがあった。

しかし、21世紀の町並は、この愛すべき石橋をそのままのかたちで留めておくには、変わり果てすぎてしまった。景観保全よりも、市民生活の安全への配慮という行政の対応のほうが説得力があった。

石橋を未来に遺すことができなかった最大の理由は、河川域の環境破壊という位置づけに限りなく近かった。景観の保全という観念は、行政に責任を押し付けるものではない。市民一人一人が崇高な意識を持たなければならない。

それにしても、あの穏やかな石橋のある風景を失ったことが現実であるのが寂しい。この喪失感を未来への教訓とすること、分別のある文明人ならそう考えるだろう。

Shiomibashi1
古い橋のイメージにも配慮がなされている。

Shiomibashi2
この写真を観る限り、ある程度妥協点を見いだせたのではなかろうか。

在りし日の潮見橋(発見・鹿児島!blog)

潮見橋のその後(発見・鹿児島!blog)
架け替えか保存か(潮見橋)(発見・鹿児島!blog)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年5月 »

無料ブログはココログ