ぶつぶつ独り言(3)
九州新幹線はいよいよ再来年(2011)3月の開業が迫ってきた。2004年に部分開業したとき、7年先なんて遠いなぁと感じていたが、あっという間に時は過ぎていった。新大阪-鹿児島中央間を走る新型車両も決まり、地元のローカルニュースは熊本での工事の進捗状況を伝えている。実際私も「リレーつばめ」でそれを目の当たりにして、日に日に開業が近いことを実感している。
個人的に残念に思うのは、日本の場合、新幹線にしても、高速道路にしても、新規の工事の場合、高架橋を敷設するのが当たり前になる点である。高架橋は市街地を寸断してしまう。老朽化すると、下から見上げた高架橋は薄汚れて、見た目にもよろしくない。都会に敷設されている多くの高速道路や新幹線の高架橋を見るにつけ、私は常に失望していた。日本の街並に多くみられる電柱、巨大看板、自動販売機、そしてこの高架橋etc、いづれも私が嫌いな風景である。九州新幹線にも例外なく、この高架橋は敷設されてゆく。
九州新幹線も鹿児島の区間は山間部を通り、またトンネルが多いので、出水市付近を除いて、あまり高架橋は目立たない。九州自動車道もやはり山間部を通ることと、「高架」でなく、ほとんどが「盛土」であるため、道路の側面は緑の植生がなされており、とても穏やかに見える。ただ「盛土」は、日本の場合、地震が多いため、安全面でも不安定要素が多く、そのため、高架式が採用されているのだそうだ。
鹿児島は田舎であるが、高架橋が少ないので、とても私は好きである。但し、海岸線に見られる波除ブロック。あれは本当に醜い。昔はあれほど目にしなかったのに。前原国土交通大臣、美観という点からも、日本の公共事業を見直してください。お願いします。
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