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2012年3月31日 (土)

大隅横川駅

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駅舎前には石雛が飾れていた。お内裏様は「なでしこジャパン」の佐々木監督、お雛様は澤穂希選手。

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嘉例川駅よりも一回り広い待合室。時の移り変わりの目撃者。

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明治36年開設の大隅横川駅々舎。漆喰の白壁に梁と柱の骨組みが本物を感じさせる。

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機銃掃射の跡

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街中に現役の駅舎が存在することの意義は大きい。

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確かに駅員が常駐した時代があった。人と人との交流があった。現在は地元の方々が大切にこの無人駅を手入れしている。その思いは十分伝わってくる。

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上り列車の姿が見えてきた。本数は少ないが、現役路線であることのありがたさを噛み締める。

全国に「横川」という名が付くJRの駅は三つあるらしい。群馬県にある信越本線の横川駅、広島県にある山陽本線の横川駅、そして鹿児島県の肥薩線の大隅横川駅である。信越本線の横川駅は個人的にも思入れが深い。ここで釜飯を買い、難所である碓氷峠を越え、浅間山を横目にしながら、長野駅へたどり着いたからだ。

大隅横川駅は大隅(国)の横川にある駅である。藩政時代の薩摩国と大隅国の境が何処だったのか、鹿児島の人間もあまり知らない。姶良市にある白銀坂あたりが国境であったらしいが、何れにしても現霧島市横川町は大隅に属していた。

2003年に肥薩線が開業100周年を迎えたことを記念して、鹿児島中央ー吉松の間を特急「はやとの風」が走り、開業当時と変わらぬ、純木造駅舎が現存する嘉例川駅と大隅横川駅に停車することになった。そのお陰で、この駅の様子も一変した。以前は玄関口横に無造作に清涼飲料水の自動販売機が置かれていたが、それも隅の目立たないところに移された。

嘉例川駅同様、地域の方々がこの駅に再び注目し始めたので、全体として手入れの行き届いた、良い意味での鄙びたローカルステーションの雰囲気を漂わせている。もちろん移動手段の最たるところは、車に取って代わられているけれど、横川の町に駅が存在する象徴的な意味は大きい。何よりも建物が、単なる飾りものではなく、現役としての責務を担っていることが喜ばしい。

肥薩線(発見・鹿児島!)

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» 大隅横川駅の駅舎は100年以上前の建築 [ぱふぅ家のホームページ]
大隅横川駅の駅舎は1903年の開業当時の姿をとどめており、国の登録有形文化財となっている。1945年7月30日、空襲を受け焼け野原になるが、駅舎は無事だった。駅には、いまでも機銃掃射の跡が残っている。... [続きを読む]

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