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2013年2月11日 (月)

「おやすみ」

鹿児島は暖かい一日が過ぎた。日中の気温は15℃まで上がり、立春という事実も重なったため、春の足音が聞こえてきそうだ。しかし南国の適度な寒さは、かなり心地よく、このまま駆け足で過ぎ去って欲しくない。

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが昨年の5月に亡くなった。10代のころ、彼が歌ったシューベルトの「おやすみ」を初めて聴いたとき、私にはこの上なく甘い響きに思えた。心が洗われた。彼が表現する歌曲集「冬の旅」は、あまりにも完璧であるため、後に続くものは苦労したはずだ。

イギリス出身のイアン・ボストリッジが頭角を現したとき、救われた気がした。フィッシャー=ディースカウの呪縛を取り払うかのような、ボストリッジの歌はどことなく軽やかで、素直に作品に気持ちを向けられる。暖かな鹿児島にあって、もうしばらく冬の情景に浸りたいと私は思う。


冬の旅の歌詞(対訳付き)


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