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2013年3月17日 (日)

ジェームズ・繁田

タイロン・パワー主演の映画「愛情物語」を観たのは淀川長治さんの「日曜洋画劇場」の放送が初めてだった。タイロン・パワーは心臓発作で1958年に44歳の若さで亡くなった。劇中、エディ(タイロン・パワー)を支え、若くして帰らぬ人となった妻のマージョリーはキム・ノヴァクが演じている。役柄とは正反対に彼女はご存命で、現在80歳。

チキータ役のヴィクトリア・ショウに私は一目惚れした。彼女は1935年にオーストラリアのシドニーで生まれた。スクリーンデビューは"The Phantom Stockman" (1953)で、オーストラリアをツアー中だったコメディアンのボブ・ホープに見いだされ、アメリカに渡ってハリウッドデビューを果たした。

その彼女が1959年に主演した"The Crimson Kimono" (クリムゾン・キモノ)で、クリス(ヴィクトリア・ショウ)と恋仲になるのが日系三世のジェームズ・繁田だ。内容は殺人事件を捜査中のチャーリー(グレン・コーベット)とジョー(ジェームズ・繁田)の二人の刑事が、クリスとの三角関係に陥ってしまうはなしで、ロサンゼルスの日系人社会の様子が映画を通して理解できる。

彼は"Bridge to the Sun" (太陽にかける橋/1961)では、戦前アメリカ人女性のグエン(キャロル・ベイカー)と結婚し、太平洋戦争を食い止めようと努力した外交官の寺崎英成を演じた。この話は実話に基づくものであり、NHKによって1981年に「マリコ」としてドラマ化された。

その他、"Midway"(ミッドウェイ/1976)や"Die Hard"(ダイ・ハード /1986)などの大作にも出演し、日本人、日系人、中国人の役柄をこなし、その甘い風貌で、数少ない一流の東洋系の俳優としての地位をハリウッドで確立した。歌手としてNHKの紅白歌合戦にも昔出演したそうだ。2014年7月に死去。享年85歳。

ジェームズ・繁田(Wikipedia)

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