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2013年8月 6日 (火)

小さな木の実

8月7日は立秋だ。二十四節気ではこの日より立冬の前日までを秋と呼ぶらしい。「小さな木の実」は1971年にNHKの「みんなのうた」で発表された。ノスタルジックな歌詞とメロディが評判となり、多くの人々に愛され、また学校の教科書にも登場する名曲となった。「今年また秋の丘を少年はひとりかけてゆく」という詩が感傷的な秋を連想させる。
小さな木の実(Wikipedia)

原曲はフランスのジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet)によるものだ。スコットランドの作家、ウォルター・スコット(Sir Walter Scott)の小説「美しいパースの娘/The Fair Maid of Perth」をベースに、ビゼーがオペラ「美しいパースの娘/La jolie fille de Perth」を作曲、1867年にパリで初演された。劇中、鍛冶職人のアンリが愛するカトリーヌを偲んで歌うのが「小さな木の実」の原曲「セレナード」だ。

オペラ「カルメン」が余りにも有名なビゼーであるが、「美しいパースの娘」は「カルメン」ほどには知られてはいないかも。事実、作品の上演回数もレコーディング回数も多くない。しかしながらビゼーらしい美しいメロディがちりばめられ、後年発表された「アルルの女」第2組曲の有名な「メヌエット」はこのオペラから転用された。

原曲の歌詞と言えば、

A la voix
その声は
D'un amant fidèle
誠実な恋人からのもの。
Ah, réponds, ma belle,
ああ、応えておくれ、愛しい君よ、
Ainsi qu'autrefois !
昔のように!
A ma voix
僕の声に、
Daigne encor' paraître,
また姿を見せておくれ、
Ouvre ta fenêtre
窓を開けて、
Ainsi qu'autrefois.
昔のように!
Ah, parais,
あぁ、お姿を、
Tu sais si j'admire
お分かりでしょ、僕の驚きを、
Ton charmant sourire,
君の愛らしい笑みや、
Tes divins attraits !
君の高貴な魅力に対する!
De tes yeux
君の瞳で、
Qu'un rayon de flamme
それは炎の輝きにも似た、
Pénètre mon âme
僕の魂を貫いておくれ。
Et m'ouvre les cieux.
そして天へと導いておくれ。

という風で、「小さな木の実」の方がよりノスタルジックな雰囲気が強調されているのが分る。

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