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2014年6月 9日 (月)

開聞岳・なのはな号の旅PART1(発見・鹿児島!)

Mapibusuki
指宿枕崎線路線図

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九州新幹線開業を控えた西鹿児島駅
平成八年(1966)に新しい駅舎が完成した。当初から新幹線の開通を見越して建てられたもので、デザインは九州新幹線「つばめ」も手掛けた水戸岡鋭治氏。赤い建物の屋上部分に新幹線ホームが設けられている。平成16年(2004)の3月13日の新幹線開業をもって、駅名も「西鹿児島」から「鹿児島中央」へ変更される。現在、駅周辺は駅ビルや地下通路の建設、路面電車の駅側への軌道修正工事等が慌ただしく行われており、これらの完成によって、鹿児島市の中心部の人の流れが大きく変わることが予想される。

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西鹿児島駅を出発する「なのはな」号
左から787系「つばめ」、485系特急「きりしま」、そしてキハ200系「なのはな」。在来線の頭上には新幹線ホームが直角に交差する。

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慈眼寺駅ー坂の上駅間にて 
快晴に恵まれ、一路山川を目指す。遠く左から霧島連山、桜島、高隈連山の稜線が連なっているのがお分かりだろうか?

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快速「なのはな」の車内にて 
小学生だろうか。運転席の方を熱心に見つめている。

日本の最南端部を進むJR指宿枕崎線は、まず西鹿児島と山川の間が昭和11年(1936)に開通、その後昭和38年(1963)に山川と枕崎間が完成し、全長87.9キロの指宿枕崎線が誕生した。海岸線に沿うように錦江湾を南下するこの路線の車窓に映える景色は壮観で、桜島、高隈山系といった大隅の山々を見渡せる。国道226号と平行して走るため、国道沿いに植えられた椰子をはじめとする亜熱帯の木々が、いやが上にも旅人の抱く南国情緒を掻立てることになる。山川駅を過ぎると、やがて開聞岳が進行方向に悠然として待ち構えており、旅のクライマックスを演出する。

ところでJR九州が発表した計画によれば、九州新幹線開業後は在来線の強化策として、 鹿児島中央-指宿で運行中の快速列車「なのはな」に観光用指定席車両を連結し、三両編成の「なのはなDX」とするとのこと。平日3往復、休日4往復させ、特に観光用指定席車両は展望窓や木を使った内装で旅行気分を盛り上げる工夫をするらしい。

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五位野駅にて
「なのはな」号は平成四年(1992)指宿枕崎線に投入された。菜の花を連想させる黄色の配色がとても眩しい。

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五位野駅は国鉄時代には駅職員も常駐し、田舎の風情が残る、いい感じの木造の駅舎であったが、現在はその駅舎も取壊され、無人駅となってしまった。周囲も宅地化が随分進んでいるようだ。平川動物公園最寄りの駅で、歩いて20分ほどの距離である。

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平川駅ー瀬々串駅間にて(1)

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平川駅ー瀬々串駅間にて(2)

三国名勝図会には「瀬々串、上之村の海辺にありて、小村落なり。この浦より眺望すれば、海を隔て、隅州の連山、縹緲として画のごとく。その中に高隈岳秀出し、桜島岳海中にそびえ、烏島、沖小島、その側に侍立し、風帆賈舶、煙際に来往し、風景絶勝なり。」とある。西鹿児島駅よりしばらく内陸を走行していた列車は平川駅を過ぎると、すぐに海岸線に出る。この平川駅から瀬々串駅にかけての沿線はまさに絶景で、海を挟んで、晴天の日には桜島や高隈山系の大箆柄岳や御岳、小箆柄岳等の稜線が連なる。さらに運が良ければ、遥か彼方に霧島連山の高千穂峰や韓国岳等の峰々も確認することができる。殊に上の写真のように線路がやや国道よりも高みにあるため、とても見晴しが良い。「なのはな」号による南薩周遊を是非ともお勧めしたい。

*三国名勝図会 藩命により五代秀尭、橋口兼柄らが編纂。薩摩藩内の名勝を図解入りで解説してある。なお三国とは薩摩、大隅、日向をさす。 隅州-大隅国 縹緲-かすかで、はっきりしない様  風帆賈舶-帆掛けの商船  煙際-かすみの際

開聞岳・なのはな号の旅PART2

開聞岳・なのはな号の旅PART3

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