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September 2015

09/30/2015

ヤマオーは俺が倒す。

コミック25巻から徐に読み始めた。スラムダンクの対山王工業高戦だ。これまでいったい何回読み返しただろう。スラダンは1990年から1996年の足掛け6年にわたって「週刊少年ジャンプ」に連載されたが、これは桜木花道の高校入学からインターハイ出場までの僅か4ヶ月間の物語だ。しかもコミック版の全31巻のうちの25巻から31巻までを山王戦が占めるのだから、その濃密な内容が想像できる。

作者の井上雄彦さんは、コミック版のカバーの端書きの中で、野茂英雄のメジャーリーグでの活躍と日本での取り上げ方を率直に羨ましがっていたが、野茂がアメリカへ渡った1995年から20年経って状況は少しずつ、緩やかに変わってきた。現在高校や大学のアマチュア選手の中に将来を嘱望され、NBAでの活躍を期待されている逸材がいる。彼らは日本のバスケット人気を必ず盛り上げるだろう。

スラダンは31巻目を迎えて、それぞれ登場人物には鬼気迫る雰囲気がある。台詞やト書きは消え失せ、作者の圧倒的な絵の描写が全体を覆い尽くし、読者はその中にただ埋没するしかない。漫画の骨大な表現力に比べたら、アニメーションの表現幅の何とも狭いことか。残り10秒を切り、赤木からのカウンターが流川へ。さらに残り2秒で流川から花道へのパス。え〜?最後は花道のブザービーターがきれいに決まり、79:78で湘北が勝ちを攫う。

「黒子のバスケ」が映像化されたとき、アニメーションの技術の進歩に驚かされた。CGを多用し、コマの流れも精緻かつ滑らかになった。これならスラダンのアニメ化されていないインターハイの部分も満足な映像化が表現できるのではないかと。けれどそれは私の妄想にすぎなかった。この漫画の一コマ一コマの抜きん出た迫力を動画化するのは不可能だと悟った。

作品の幕引きはとても感動的だ。優勝候補筆頭の山王に勝利した後、愛和学院に3回戦であっさり負けたりとか、山王戦の試合で負傷した花道が、選手生命の危機に見舞われたにもかかわらず、リハビリを続けてカムバックを目指し、将来への希望を繋いだりとか。また晴子が新たに湘北のマネージャーに就任したりとか、とにかく読者に明るい余韻を残してくれた。だからスラムダンクは未だに根強いファンの支持があるのだろう。


09/03/2015

ンダモシタン小林

黒木和雄監督の映画「美しい夏キリシマ」をご覧なったことのある方なら、お分かりかと思うが、えびの市を始めとする宮崎県の諸県地方は旧薩摩藩の領地だったために、薩摩弁の一種である諸県弁が話される。殊に小林市の方言を「西諸弁」と呼ぶらしいが、この小林市のPRビデオが凄い。まさに「ンダモシタン」である。

フランス人がフランス語を話していると思いきや、実は西諸弁なのである。他府県の人には区別がつかないと思うが、西諸弁をフランス語っぽく話している。鹿児島県人にとってもヒアリングの鍛錬となるので、ご覧いただきたい。



「この発想はなかった・・・」 宮崎県小林市のPRムービーに隠されたトリックがすごい「TABI LABOのサイトから」

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