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2017年10月

2017年10月28日 (土)

ノスタルジア

NHK-BSでアンドレイ・タルコフスキーの「ノスタルジア」が放送された。映画のロケの殆どがイタリアで行われ、また劇中の台詞の殆どがイタリア語であり、この作品の完成後、彼は亡命したそうだ。「惑星ソラリス」を観た人なら、直ぐに気付くだろうが、あの映画の抽象性の一因は、すなわち制作費用の捻出に苦労したため、具体的な(金がかかる)演出が出来なかった結果だと私は推測している。

それに比べると、ノスタルジアはかなり彼の物質的な要求が通ったのではなかろうか。雨漏りの酷い住居を引きでゆっくり撮影したシーンは圧巻で、言葉が無かった。恐らく番組はBlue-ray版を用いたのだろうが、細部の質感が読み取れたし、感動した。「銀残し」のような効果は"ENR"と呼ばれるものらしく、彩度を押さえることで、コントラストが高められるテクニックだ。

素晴らしい作品だ。大いに感化された。私は充実感に満たされている。


2017年10月16日 (月)

演歌も歌謡曲もSpotify

Spotifyが日本でサービスを開始して一年が経過した。高水準の音楽環境を基本的に無料で享受できるのは、素晴らしい限りだ。種類や数も増え続け、邦楽の内容も充実してきた。

昔、会社の上司が宴席で必ず歌っていたカラオケの十八番は坂本冬美の「火の国の女」で、「熱か、熱か、心も体も熱か〜」と脇目も振らず熱唱していた。聴いている方は大変だったが、そのうち坂本冬美は歌が上手いんだと、「夜桜お七」を自らもiTunesからダウンロードして、耳を傾けるようになった。

坂本冬美もSpotifyには沢山登録されている。「あばれ太鼓」とか「播磨の渡り鳥」とか「アジアの海賊」とか、彼女の歌唱力に圧倒され、かなり聴き入ってしまう。また松田聖子や中森明菜の曲も懐かしいし、現にオバさんの年齢に達したであろう森高千里の「私がオバさんになっても」などは歌詞の内容にリアルに笑ってしまう。JUJUの「六本木心中」や「ロンリーチャップリン」もナイスだ。

手厚いサービスを提供してくれるSpotifyだが、経営は大変なようだ。違法コピーに対するアンチテーゼとして登場したであろうこの種のサーピスは、莫大な楽曲使用料が重い負担となり、そのため有料会員の伸びが収益改善に直結する。質と量を落とさずに今後もサービスを続けられるか。是非そうあって欲しい。

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