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June 2018

06/23/2018

さくら

アニメ「坂道のアポロン」の第九話で、桂木淳一が独り夜行列車で東京に向けて佐世保を離れるシーンがある。深堀百合香がホームに見送りに来ていたが、淳一は高校生である彼女と別れて去るつもりだった。しかし愛おしい彼女を断ち切ることかなわず、そのまま駆け落ちすることになる。そのとき映像には寝台特急「さくら」の姿があった。

この作品にノスタルジックな想いを募らせる人は多い筈。"Moanin","My Favorite Things","My Funny Valentine"など、ジャズのスタンダードが挿入され、アメリカの雰囲気漂う佐世保の街の匂いを演出する。「エンプラ反対」の騒ぎは辛うじて幼かった私の記憶に留まっていた。方言の持つ温かみが心に沁みた。

乗り物ニュースに「なぜ消えた? 夜行列車が衰退した理由 毎日運転は2本だけ」という記事が載っていた。利便性や価格競争で夜行列車の運行は衰退し、現在はサンライズ出雲、サンライズ瀬戸のみが営業を継続している。かつて鹿児島にも「はやぶさ」や「なは」などの寝台特急が鉄路を行き交っていた。「坂道のアポロン」の作者の小玉ユキさんは佐世保の出身だ。「さくら」の名前はそのまま故郷の情景に繋がるのだろう。

JR九州の「ななつ星」の成功を見つめながら、急がない旅を列車で演出できないものか思い巡らせてみた。けれど郷愁のみで鉄道経営は成り立たない。結局、利便性や経済性を求めたのは我々自身なのだから。

06/22/2018

右ハンドル

現在、鹿児島ー香港間はLCCが毎日のように運行しており、天文館周辺、あるいは県内の観光地では広東語を多く耳にする。香港は日本同様、車は右ハンドルなので、レンタカーの利用が多いのを実感する。

Commonwealth(英連邦)の影響が大きいアジア、大洋州では意外と右ハンドルの国が多い。ざっと目を通すと、香港、マカオ、インド、インドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ、オーストラリア、ニュージーランド等々。世界の大勢は左ハンドルかもしれないが、右ハンドルも負けてはいない。

タイや香港等を旅行して日本車の存在が圧倒的であることを感じている人は多い筈。右か左かは日常の習慣なので、常に危険を伴う車の運転では、その違いは大きい。慣れた右ハンドルで、高性能な日本車を使用できることは利点であり、この辺りからもインバウンド・ツーリズムの促進を考えたいものだ。

06/12/2018

口語英語

私も口語英語には手を焼いている。もちろん現在も。DVDが登場した時、アメリカ映画の台詞に英語のキャプションを利用できるようになり、これで日常会話の習得が進むと考えたが、甘かった。画面下に現れる英語の文字列は、簡単な単語で構成されているのだが、意味がまったく把握できない。「こいつが口語表現か」と落胆した。「ああ、受験英語は使えん!」とため息を漏らした。

例えば、"I'll beat the pants off him!"とか、"He has it in him"とか、"Let's live it up"とか、簡単な単語の羅列なのに、話し手の意図が読み取れないで苦労した。そのうえ、映画の場合、場合によってはかなり恣意的に意訳した日本語訳が並び、まったく英語の勉強にならなかった苦い思いでがある。

上記の意味は、順番に「私なら彼を完全にやっつけられるよ。」「彼、勇気あるよね。」「さあ、楽しもうよ!」という感じだろうか?これらの用例は"weblio"の英和辞書に全て載っている。このサイトは情報量が豊富で、会話にそのまま使える表現が学べる。weblioの英語翻訳も結構使えるので、意味が分からないと直に諦めずに、じっくり調べてみよう。せっかくキャリアに高いスマホ使用料払っているわけだし、きっちり元は取りましょうよ、皆さん。

06/04/2018

7500形、ローレル賞受賞。

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昨年(2017)の3月より運転開始した7500形。

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初代1000形  2002年に登場した時は感動した。これが超低床の電車かと。

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現JR鹿児島駅駅舎  駅周辺は鹿児島市がJR九州と協力して、大幅に整備するらしく、鹿児島中央駅周辺、谷山駅周辺とならび、街の再開発が進むことだろう。

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いち早く整備された上町ふれあい広場。愛称は「かんまちあ」。


鹿児島市交通局の超低床電車7500形(ユートラムIII)が鉄道友の会の2018年のローレル賞を贈られた。これは初代ユートラム1000形が2003年に受賞して以来の快挙であり、今回の受賞も鹿児島市民として誇らしい。

実はJR鹿児島駅が改築されるとのニュースを知り、現駅舎が取り壊される前に写真におさめようと目論んだ。そしてイオン鹿児島鴨池店(旧ダイエー鹿児島店)の屋上に車を置き、郡元電停で路面電車を待っていたところ、偶然にも7500形が到着したので、これ幸いと乗車したのだ。

7500形は1000形の問題点を上手に解決した素晴らしい車両だ。初代に比べて座席数は格段に増え(10〜13増)、また初めて案内表示をLEDに置き換え、外国人客にも配慮した便利なものに改められた。新型モーターの採用により運転席のスペースを削り、その分を座席に割り当てられた効果は大きい。

7500形は経済性を最大限に優先したものであり、これは私の推測であるが、7000形よりも製作費用をセーブ出来たのではなかろうか。欲を言えば熊本市電のようにクロスシートを採用して、観光客の楽しみを充足し、また外観デザインに工夫があっても良かった。まあ、これは経営の現場を知らない素人のわがままに相違ないけれど。

現時点では最高クラスの車両が登場したと考えるべきだろうし、ローレル賞受賞も納得がいく。

撮影機器:iPhone

06/03/2018

桃にまつわるエトセトラ

「コカコーラ・ピーチ」が発売された時、少し驚いたが、有りかなと思い、自販機でペットボトルの小サイズを買ってみた。いける! マックカフェでは「桃のスムージー」が期間限定で発売されるらしい。さすがに店舗で求める勇気はないが、果肉がたっぷりで美味しそう。「桃の天然水」は香りが良かったので、暑い夏には頻繁に買い求めた。

庭の桃の木に実がついた。桃って、たくさん実るので、生のまま食べるのも良いが、ジャムにしようかと考えている。写真は近接撮影したものなので大きいが、実際の直径は4センチほど。小振りでかわいらしい。食べ物の話は尽きない。

Peach

追伸
桃のジャムを作ってみた。我ながら上手く出来た。但し、桃は皮を剥き、果肉をカットしたものを煮込むので、水分が多く出るように思う。果肉部分をパンに塗り、一瓶使い切ると、シロップが溜まるので、これを炭酸水で割ると美味しい。ハイボールにシロップを足すのもなかなかだ。

06/02/2018

フランスのポナン、日本へ本格参入。

今年の4月、鹿児島市の北埠頭にフランスのマルセイユに本社を置くポナン(Ponant)の客船ロストラル(L'Austral)が寄港したとの記事を新聞で読んだ。ポナンの客船の総トン数は凡そ10,000トン位で、昨今の大型客船の規模からすれば大きくないが、反面小回りが利き、南極クルーズなどを売りにしている人気のある船会社だ。

このサイズのクルーズ船なら北埠頭に接岸可能で、マリンポートかごしまと併せて多種多様な船舶のニーズに対応できる。そしてポナンは今年の6月より日本のクルーズ市場に本格参入するらしく、6月8日に大阪を出発後は屋久島に寄り、そして目的地のフィリピンを目指す。また来年には同社のル・ソレアル(Le Soleal)やル・ラペルーズ(Le Laperouse)も鹿児島寄港を果たす予定。

本年は大型客船の鹿児島入港が相次いでいる。今後は質と量の両面から鹿児島の受け入れ態勢の強化が望まれるに違いない。

Pier1
北埠頭にて 潮のかおり北埠頭〜♫


Pier2
アオサギ 英名はGrey heron。山下達郎の曲にヘロンという作品があったと思うけど。


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