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12/11/2018

収穫逓減の法則

収穫逓減とは土地・労働・資本の投入から得られる収穫は、それらの投入量の増加に従って増えるが、その増え方は徐々に小さくなるという法則で、経済学の基礎的な知識である。経済学部の学生や公務員試験受験に勤しんだ人なら聞いたことがあると思う。(下線部は三省堂、大辞林 第三版からの引用)創造的仕事には休息が必要だ。

旅の情報サイト「エクスペディア」によれば日本人の有給休暇消化率は調査対象国の中で3年連続最下位で、5割ほどである。ダントツの最下位だ。新入社員は大学で合理的な経済学の論理を学んでも、先ずそれとはかけ離れた日本の労働慣行に絶望することになる。

どうも日本人には合理主義という観念は受け入れがたいようだ。日本の労働生産性の悪さはつとに有名だし、根性論が相変わらず幅を利かせるスポーツの世界、全く不可解な私大医学部受験におけるダブルスタンダードの問題など、本庶氏のノーベル賞受賞とこれらの現象との関連性にどのように折り合いをつけるべきか、私も全く分からない。

日本人には八百万の神々を祀る伝統があるし、それを悪いとは思わない。私もそれを否定はしない。それは思想の柔軟性に貢献しているとも言える。一神教から派生している西洋の合理主義は恐らく今後も日本には根付かないと考える。理詰めより根性という言葉が性に合っているのだろう、我々には。

有給休暇取得率3年連続最下位に!有給休暇国際比較調査2018(エクスペディア)

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